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3.11

今日、さよなら原発、という集会に参加してきました。
伊賀有機農産はずっと昔から反原発のメッセージを野菜にのせて発信してきましたが、最近仲間に入れてもらった僕はそのすべての考えが血肉になっているとはいえず、まだまだ勉強中。
今日は、人生初のデモ行進でした。(わいわい歩いていただけですが。)

いろんな声がありました。
会の趣旨から言って、「そうは言っても経済の現実問題として原発は要るだろう?」というような意見の方はいらっしゃらなかったですが。

その中でも、やはりつくづく思ったのが、なによりも各自が自分で考えることが大事なんだ、ということです。

テレビや政府や東電を批判するのはもちろんできますが、信じる信じないを論じるのでなく、自分が情報を持ち、自分が判断し、それに自分が責任を持つ、という大人としてあたり前のことをすることなんじゃないかな、と。
情報はいつも不十分だし、間違うかもしれない。
それでも人のせいにせず、人まかせにせず、自分で判断し、自分が責任をもつ。
もちろん、責任を感じてくれない他人を糾弾したくなることも多い。でも、自分が糾弾されたら、たとえ内心反省していても、刃向かいたくなるのが人間ですよね。
夫婦ゲンカもそうだし。。。たとえば日中という国家間のいざこざもそう。
他人を指さすのでなく、まずは自分に問いかけたい。
子供に、この社会を残す大人として。

そうはいっても、ぜんぶ自分で判断するには、社会は複雑ですね。
頭がパンクしそう。
でもだから、いつのまにか誰もコントロールできなくなっているのかもしれませんね。
分業化し、誰かがやってくれてるものに乗っかって、次に進む。
これが高度化したいまの生活を支えています。
それが怖くて、そこから降りたくて、僕はこういうくらしを選びました。


伊賀有機農産は、たとえば百姓がいにしえの知恵を現代人に教える、というようなグループではありません。
農や食を素材として、みなで考えよう、というグループです。
あいまいで物足りないようにも見えますが、それが正解なんだと思います。


人の成果に乗っからず、誰もがイチから始めることは、ものすごく難しいし、もの凄く効率が悪い。
近頃、すごくなやみます。
そのこたえによっては、生き方も農業の仕方も、ずいぶん変わってくるから。

ただ、原始人に戻るわけにはやっぱり行かないから、都合良く人の成果に乗っかっていくんだと思います。
それでも、乗っかっていることを、強く自覚していきたい。

誰もがイチから物事を創ろうと思ったら、毎回、その前にあるものをぶっ壊さなくてはなりません。
ぶっ壊すのは、きっと気持ちがいいですね。
でも逆に、自分が漫然と乗っかってた土台を、誰かにぶっ壊されるかもしれない。
自分が一生懸命つくったものも、次につづく人にぶっ壊されるかもしれない。
そしたら人は、たぶん怖くて既得権にしがみつく。
変えるのはいいが、変えられるのは嫌う。
変えられる前に、変えていきたい。
そして、変えられる心の準備も、していたいと思う。

んー、いつもにも増して、抽象的ですね。


一昨日、わが風の木農場に、はじめてひよこが100羽やってきました。
ピヨピヨピヨピヨ。
冬の間、朽ちかけた鶏舎をなおしていたんです。
経営経営と数字にうるさい僕ですが、やっぱり動物というのは植物以上にいのちを感じさせますね。
まわりのたくさんの方にご心配とご助力をいただきながら、嫁が奮闘しています。
僕はといえば、うじゃうじゃ考えながら、一日の大部分はひよこを眺めていたりします。
相変わらずの雨だし。。

ぐぅ
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プロフィール

ぐぅ&トミー

Author:ぐぅ&トミー
38歳♂・31歳♀・7歳犬。
有機農家になりたくて、伊賀に流れ着きました。
生かされている生活から、活きる暮らしを目指して。
多くの人を巻き込みながら。地道に。夢は大きく。
日々の作業や、想いをつづります。

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