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大震災の残すもの

東日本を襲った震災は、全貌もわからぬまま、想像を超えた映像を送り続けてくる。
田畑がいとも簡単に波に覆われる光景には、本当に胸がつぶれる。遠目にも、長年丁寧に管理してあったろうことがわかる畑だ。
そして時間が経つにつれ映像は増え。海が膨れ上がり街が丸ごとさらわれる姿も目の当たりにした。
そこには、テレビには映らぬ人の姿もあったろう。そこにいたであろう動物たちはどうなったか。
ひとつひとつに物語があると知りながら、万単位に及ぶとされる犠牲の全貌に目が奪われる。
自分のなかで虫の目と鳥の目をいったりきたり、頭がクラクラしてくる。

何かまとまった言葉を残すことはとても難しい。
ただ「人の世は儚い」というような浮世離れした言葉に今意味はきっとない。
瓦礫から這い出した爺さんが、真っ先に「さあ、再建だ」と呟いた言葉にこそチカラがある。
被災地ではすでにこっそり、草花が春を感じて新たな芽を吹き始めているに違いない。
昨日と同じ明日が来るという信頼で社会は作られているけれども、実はやっぱりそうではないのだという覚悟が、生死が交錯する自然の中では生きていくのに必要なんだろう。
虚無に食われることなく、現実に目を凝らし、バランスを取りながら、今日もやっぱり畑に出て行こうと思います。
必要があれば、いつでも現地に飛んでいける準備をしながら。

さか


ぐぅ

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No title

言葉が、浮上してくるまで、ゆるりと待つしかないのでしょうね。
浮上してくる言葉は、自分のためだけでなく、それが響く誰かの心のために。
プロフィール

ぐぅ&トミー

Author:ぐぅ&トミー
38歳♂・31歳♀・7歳犬。
有機農家になりたくて、伊賀に流れ着きました。
生かされている生活から、活きる暮らしを目指して。
多くの人を巻き込みながら。地道に。夢は大きく。
日々の作業や、想いをつづります。

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