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5月のおしごと

5月。
風の木農場にとっては、一年で一番忙しく、一番のかきいれどきであり、一番ブログが滞る、5月。
早朝、日の出とともに収穫が始まり、昼も夜もすきあらば眠くなる、5月。

①収穫、収穫、また収穫

とにかく、次から次へと伸びてくる葉物野菜を切って切って切りまくります。

野菜は、取引先に計画した時期に計画した量を出荷するのが基本。
毎週順番に状態のいい野菜を出荷するためには、種蒔きする時期をこまめに分けます(←冬のお仕事)。

しかし、いざ春になると、ちょっとした気温や雨で葉物は伸びたり止まったり。
伸びすぎた野菜は畑に放置して、即、次の状態のいい畑に向かいます。
この判断が難しく、あんまり後ろ髪引かれていると、大きくて大味、傷みの入った野菜を出すはめになり、その次もまた次も、採り遅れになります。
ズバッとあきらめて次の畑に走るのが勘所。

特にレタスは、ちょうど収穫にいい時期というのは2~3日しかありません。
それより前では、玉が小さく身の詰まりが悪いし、それを過ぎると、大玉でガチガチ、中に傷みを巻き込むことも。。。
泣く泣く捨てる玉多数。

一日で最大8品目の出荷になることも。
レタス・大阪シロナ・チンゲン菜・ホウレン草・コカブ・スナップエンドウ・赤玉ねぎ、実エンドウ。
ふう。

特に、エンドウの収穫は、人海戦術です。
去年の11月に蒔いたスナップエンドウは、この時期一斉に花が咲き、2~3週間で一面に成った実をとりまくります。
僕ら夫婦だけでは、決して採りきれない。

スナップ


そこで、「のらすけさん※」手を借りて、収穫します。
のらすけさんのおかげで、収穫野菜の袋詰めや、ニンジンの草取りなど大助かりなのですが、楽するだけでは仕組みは回りませんので、その謝礼分を稼ぎ出すのが、エンドウです。
葉物野菜がサラリーなら、マメ類はボーナスのようなもの。
おかげさまで、今年も多くの手でマメを採ってもらいました。

※のらすけさん:地元で野菜を買ってくださっているママさん達を中心に、平日の午前中、子供たちを学校や保育園に送りだした時間帯に、それぞれが参加可能な日だけ手伝いに来て下さっている皆さん。現在登録25名、参加人数は0人の日もあれば、最大7人の日も。


②キュウリ・ナスの定植
こんなに忙しいのに、夏野菜の植え付け時期が重なります。
葉物は土づくりでほぼ勝負が決まりますが、果菜はその後の管理が大事。
レタス・キャベツの大規模農場で農業の基礎を学んだ僕としては、果菜は発想を転換して臨まねばならず、ちょっと苦手です。
苦手だなー、と思っている間に、作業が遅れてしまうのがいつものパターン。

でも今年は、苗づくりも、畝づくりも慎重に、ここまでたどり着きました。
5年目だし、手伝ってくれる人も増えたので、忙しい中でも時間が作れるようになりました。
雨を待って、いよいよ植え付けに取り掛かります。

ナス苗



③水やりの準備

湿りっぱなしの伊賀の畑が、数か月ぶりに乾いてくる5月。
ちょっと梅雨入りが遅れると、グチョグチョだった畑が今度はカチカチに。

乾燥が進むと、葉物はエグくなりやすく、また虫が釣られて寄ってきます。
昨今は干ばつが特にひどく、昨年はレタスがアブラムシまみれになりました。
畑一枚全滅か、と思いきや、みるみるうちに天敵のてんとう虫とアブの幼虫が大発生。
1週間もしたら、キレイに消えてしまいました。
まさに、自然の脅威。
慌てて農薬撒かなくても、自然のこんな風に移ろい行くのですね。

おっと、話がそれましたが、とにかく、この時期は伊賀では珍しく水不足になりかねません。

これからの夏に備えて、灌水設備の準備をはじめます。

ウチで使うのは、1.スプリンクラー、2.散水チューブ、3.普通のホース(シャワーヘッド付き)
それぞれ利点と欠点があり、使い分けます。

一番手っ取り早いのがスプリンクラーで、無精な風の木農場は、ついついこれに頼りがち。
今年はもうすでにレタスとスナップエンドウの畑で稼働しています!

膨らめ!レタス!スナップ!!

P7280358.jpg


農繁期のピーク、農業をはじめた当初は異様なハイテンションのなかで作業ができましたが、最近はついつい疲れ勝ち。
収穫をよろこぶ。やるべきことをコツコツやる。早寝早起き。
この辺がポイントでしょうかね!?

ぐぅ
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自給自足

「自給自足」、ということを求めて、この世界にやってくるひとは結構います。

自分の在り方に不安を感じるからか、環境負荷的な問題意識からか、はたまた社会に背を向けてか。。
理由はひとそれぞれのようです。

かくいう僕も、自給自足を志した者のひとり。
いまの暮らしぶりを知る人は、「??」と思うでしょうけどね。
でも実は、いまでも自給自足で暮らせる「技」を身につけていくことは、意識しています。
ただ、それを目指す理由が、山にこもって生きていきたいから、ではありません。


ひとりで生きる技が身につくと、恐れが減ります。
何があっても何とかなるという自信がつく、と言いましょうか。
お金とか、電気とか、スマホとか、職場とか、ありとあらゆるモノがないと生きられないと思った瞬間から、それを失うことが怖くなる。
財産を守ったり、保険に入ったり、あげくは他人の足を引っ張ってみたり。。
ありとあらゆる「守り」のために膨大なエネルギーを費やしてしまうのは、なんだかとても残念に感じます。
まだ「既得権」にしがみつくには、若すぎると思うのですが。。
もちろん、何かを守るために、あるはずのないチカラを発揮することもあるでしょうから、執着することがダメだとかいう説教めいた話をするつもりはありません。
ただ、自給自足できるんだ、と思えることは、精神衛生上とってもイイ。


それから、ひとりでいろんなことをやってみると、それがいかに大変かということに気づく。
いや、まずは、意外とできるじゃん、ということに気づく。
そして次に、きっちりこなすのは、結構大変で、それを自分でやり続けるのはいかに効率が悪いかに、気づく。
そうしてはじめて、他人のありがたみが分かるんだと思います。
他人の仕事に感謝できる。
お金で買う以上の、その背景にあるストーリーを感じられる。
それって、社会で生きることを、とっても容易にしてくれます。


自給自足で、みなが閉じこもって暮らすべきだとは思いません。
急進的な環境活動家にはそこを理想とする方もいますが、僕は難しいと思う。

でも、「自給自足」、誰もが一度は通ってみるべき道ではないか、と思うのです。
生きることが、ずいぶん楽になる。
それだけで十分価値があるんじゃないかな。

ぐぅ
プロフィール

ぐぅ&トミー

Author:ぐぅ&トミー
38歳♂・31歳♀・7歳犬。
有機農家になりたくて、伊賀に流れ着きました。
生かされている生活から、活きる暮らしを目指して。
多くの人を巻き込みながら。地道に。夢は大きく。
日々の作業や、想いをつづります。

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