FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ぴよぴよぴよぴよ

ひよこが来てはや2週間。

鶏舎です。
鶏舎1

朽ちていた柱を取り換え、網を張り替え。。
鶏舎2

こんな感じでフツーに宅急便されてきます。
これで100羽。+オス5羽。(淡く黄色いのがオス)
到着

1日目。
棚になってる暗室内は、ヒーター(こたつです)を入れています。
夜は中で温まり、昼は外を走り回りつつ、水を飲んだりエサを食べたり。
まだ眠くって立ったままフラフラしている奴多数。満員電車のサラリーマンのよう。
1日目

3日目。
はやくも羽が生えてきた!
3日目

6日目。
こたつの下で温まる。
実はこのときまでに10羽以上が死んでしまいました。
最初は寒すぎて。(すぐにこたつの下をホットカーペットにしました。ホントはモミガラを発酵させた踏込温床がベスト。今回は準備が間に合わず。)
その後は、水のみ場と温かいところを覚えきれないものが、移動中に迷子になり、力尽き。。。
瀕死の子を、家で温め、水をやり、回復させたりしましたが、力およばずでした。
動物の死は、やっぱり植物の死とはちょっと違います。
むずかしいです。
6日目

10日目。だいぶ安定してきました。
羽も大きくなり、ちょっと羽ばたいたりしています。
首も伸びてきています。
10日目

そして、今日、14日目。
14日目1

首をのばしたり。
14日目2

エサを奪い合ったり。
14日目3

高いところに登っちゃったり。。
いつまでも見とれてしまいます。
14日目4


おっと、楽しんでばかりはいられません。
今年の畑は、雨続きで大苦戦。
作付ができないし、作付したものも調子がよくありません。。。
すでに去年の売り上げを大幅に下回る見込みで。
下手な農家は天気の変化に弱いもの。
すでに春はあきらめ、夏に勝負!と覚悟を決め、今年はがんばるぞ…。

ぐぅ

スポンサーサイト

3.11

今日、さよなら原発、という集会に参加してきました。
伊賀有機農産はずっと昔から反原発のメッセージを野菜にのせて発信してきましたが、最近仲間に入れてもらった僕はそのすべての考えが血肉になっているとはいえず、まだまだ勉強中。
今日は、人生初のデモ行進でした。(わいわい歩いていただけですが。)

いろんな声がありました。
会の趣旨から言って、「そうは言っても経済の現実問題として原発は要るだろう?」というような意見の方はいらっしゃらなかったですが。

その中でも、やはりつくづく思ったのが、なによりも各自が自分で考えることが大事なんだ、ということです。

テレビや政府や東電を批判するのはもちろんできますが、信じる信じないを論じるのでなく、自分が情報を持ち、自分が判断し、それに自分が責任を持つ、という大人としてあたり前のことをすることなんじゃないかな、と。
情報はいつも不十分だし、間違うかもしれない。
それでも人のせいにせず、人まかせにせず、自分で判断し、自分が責任をもつ。
もちろん、責任を感じてくれない他人を糾弾したくなることも多い。でも、自分が糾弾されたら、たとえ内心反省していても、刃向かいたくなるのが人間ですよね。
夫婦ゲンカもそうだし。。。たとえば日中という国家間のいざこざもそう。
他人を指さすのでなく、まずは自分に問いかけたい。
子供に、この社会を残す大人として。

そうはいっても、ぜんぶ自分で判断するには、社会は複雑ですね。
頭がパンクしそう。
でもだから、いつのまにか誰もコントロールできなくなっているのかもしれませんね。
分業化し、誰かがやってくれてるものに乗っかって、次に進む。
これが高度化したいまの生活を支えています。
それが怖くて、そこから降りたくて、僕はこういうくらしを選びました。


伊賀有機農産は、たとえば百姓がいにしえの知恵を現代人に教える、というようなグループではありません。
農や食を素材として、みなで考えよう、というグループです。
あいまいで物足りないようにも見えますが、それが正解なんだと思います。


人の成果に乗っからず、誰もがイチから始めることは、ものすごく難しいし、もの凄く効率が悪い。
近頃、すごくなやみます。
そのこたえによっては、生き方も農業の仕方も、ずいぶん変わってくるから。

ただ、原始人に戻るわけにはやっぱり行かないから、都合良く人の成果に乗っかっていくんだと思います。
それでも、乗っかっていることを、強く自覚していきたい。

誰もがイチから物事を創ろうと思ったら、毎回、その前にあるものをぶっ壊さなくてはなりません。
ぶっ壊すのは、きっと気持ちがいいですね。
でも逆に、自分が漫然と乗っかってた土台を、誰かにぶっ壊されるかもしれない。
自分が一生懸命つくったものも、次につづく人にぶっ壊されるかもしれない。
そしたら人は、たぶん怖くて既得権にしがみつく。
変えるのはいいが、変えられるのは嫌う。
変えられる前に、変えていきたい。
そして、変えられる心の準備も、していたいと思う。

んー、いつもにも増して、抽象的ですね。


一昨日、わが風の木農場に、はじめてひよこが100羽やってきました。
ピヨピヨピヨピヨ。
冬の間、朽ちかけた鶏舎をなおしていたんです。
経営経営と数字にうるさい僕ですが、やっぱり動物というのは植物以上にいのちを感じさせますね。
まわりのたくさんの方にご心配とご助力をいただきながら、嫁が奮闘しています。
僕はといえば、うじゃうじゃ考えながら、一日の大部分はひよこを眺めていたりします。
相変わらずの雨だし。。

ぐぅ

練って練って練りまくる

雨ですね。

二十四節気という中国発の暦があります。
太陽の位置で一年を24等分したもので、冬至・春分なども含まれます。
それによると、2月19日が雨水。
暦通りの雨続きですね。
日本では、菜種梅雨というそうです。
梅雨は6月だけじゃないんですねぇ。

で、3月6日が啓蟄。
虫がうごめきだす季節。
めっきり暖かくなり、目の前を虫がブンブン飛んでいます。

これまでも四季を生きてたはずなのに、それを生業とすると、感じ方がちがうものです。
そもそもこういうことを感じたくて、農業をはじめたわけで。
頭でわかっていてもホントに感じてないことを理解したい、ってずっと思ってました。


さて。
雨に打たれた土の表面は、堅く締まります。
雨を含んだ土で作業すると、パン生地を練るように空気がなくなり、グチャグチャに、そして乾くとコチコチになります。

1.jpg ごちごち

104.jpg ねちょねちょ



いずれにしても、土の「団粒構造」を壊してしまいます。

団粒構造というのは、鉱物である土の粒子を、腐植という有機物がくっつけた、おむすびみたいなもの。
おむすびとおむすびの間の広い隙間と、おむすびの中にある米粒と米粒の狭い隙間が、土の水はけと水もちを保障してくれます。

「よい土とは、団粒構造の発達した土」、というのは、僕の農業の基本としているものです。
団粒の発達した土を作るために、モミガラ入れたり微生物入れたり、あるいは溝を掘ったり、堆肥を積んだり。。。あらゆる、「畑づくり」といわれる作業が、この団粒をつくるためにあります。
そして、僕の中では、「野菜づくり」=「土づくり」。
野菜は作るのでなく、作った土のうえで、勝手に育つものです。

134.jpg 掘る!掘る!


そうして一生懸命つくった土にとって、長雨はなかなかの大敵です。
良品を目指す多くの篤農家が、ビニールハウスや水耕栽培に向かうのは、きっと自分が丹精こめて作った土を壊されるのがあまりに癪だからではないでしょうか。

それでも僕は露地を選んだ。
虫も鹿もトンビもやってくる露地を選んだ。
でも、社会で生きていくために、たくさんの野菜を育てて出荷しなくてはならない。
たくさん育てるということは、「ある程度」の効率化を目指すことでもある。
そして、出荷するということは、予定どおり欠品なくお客さんに届けることでもある。

野菜は当然、ある時期に種を落とさなければ、それが育つ時期にはできない。
雨だからと畑に入らないと、その後かならず欠品がでる。
でも慌てて畑に入って、練って練って練りまくってしまうと、土はあっさり壊れてしまう。
とくに、水がひきにくい伊賀の土では、このジレンマに一年中悩まされている。

耕耘 練っちゃダメ!



長野や千葉の農業が、火山灰土という土質だけで断然有利になるのは、こういう理由からです。
でもきっと、雨も降らない国で農業している人々から見れば、伊賀の四季はなんと羨ましく見えることだろう。

だから、他と比べるのでなく、このジレンマを抱えながら、目の前の土をつくっていきたいと思います。
ジレンマに悩み、考え続けることが、やっぱり僕の選んだ道だから。


野菜を買うおおくの人にとっては、他産地の野菜と比べてしまうんでしょうけど、そしてそれは仕方のないことだと思うけど、自分が住んでる伊賀で何が起きているか想像することを楽しんでくださる地元のお客さんたちがいるから、僕らはやっていけるんだと改めて感じます。

これもまた、醍醐味。

ぐぅ

プロフィール

ぐぅ&トミー

Author:ぐぅ&トミー
38歳♂・31歳♀・7歳犬。
有機農家になりたくて、伊賀に流れ着きました。
生かされている生活から、活きる暮らしを目指して。
多くの人を巻き込みながら。地道に。夢は大きく。
日々の作業や、想いをつづります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。